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ビジネスマンのための「解決力」養成講座 小宮 一慶

 今回のフォトリーディングのターゲットは、小宮 一慶さんの『ビジネスマンのための「解決力」養成講座』です。

ビジネスマンのための「解決力」養成講座 (ディスカヴァー携書 (025))

経営コンサルタントの小宮さんから、「発見力」「数字力」に
続く第三弾「解決力」養成講座が登場しました。

smoothさんのところで書いているのを見てamazonアタックさせて
いただいた1冊です。
本の帯には、デカデカと
「解決できなきゃ意味がない!」と書かれています。

今、ビジネスマンに求められる最重要スキルが「解決力」です。
手法を知るだけではなく、実際に解決することが求められています。
ケーススタディも豊富な本書は、「解決力」を高めたい方には
まさにもってこいの1冊となるでしょう。

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目次


  はじめに
1.問題を特定し、優先順位を付ける
2.『根本問題』を特定する
3.『問題』を検証する
4.解決策を策定する
5.問題解決の実行
6.問題解決 コンサルタントの技
7.問題解決を妨げるもの 解決力を高める習慣

概要と感想



 ●まずは問題の特定

 長期的な経営戦略会議中の顧客からのクレーム。どう対応するべきか
 何が起こっているのかを把握し、優先順位を決めることから始める

 重要度と緊急度のマトリックスをいつも頭に入れておくこと
 (重要かつ緊急なものが優先なのは当たり前)
 
 ●ダウンサイドリスクとは?
  失敗したときに被る最大限のリスク、損害のこと

 ●問題の芽とは?
  今、重要でなく緊急でないもの(問題の芽)が
  重要かつ緊急にならないようにすることも大事
  ダウンサイドリスクの大きいものは要注意。

 ●優先順位は変動する
  今年、冷凍ギョーザが中国との問題で大きく騒がれましたが、
  チベット問題発生以降、話をきかなくなった。
  このように、状況によって優先順位は変動するということを
  頭に入れておく

 ●最強の問題解決とは?
  →問題を起こらないようにすることが最大の問題解決

 ●問題を分解するロジカルツリー
  問題の原因を細分化してつきつめるのに使う、論理的な表
  売上が上がらない、という原因を一段階掘り下げると
  「価格」「宣伝広告」「商品」「販売チャネル」などに分解していく

 ●UDEとは?
  Undesirable Effects(好ましくない現象)
  UDEを列挙し、その原因を突き詰める
  ここでフレームワークが分かっているとロジックツリーへの
  展開が速くなる。さきほどの売上不振の場合には
  マーケティングの4Pを使用している

 ●ネガティブループが鍵
  ロジックツリーの最も下の階層、つまり一番細かい現象の原因が
  ツリーの最上にあるところまで突き詰める
  そして、ここさえ変えれば、多くの問題が解決できる、
  というものが出てきたらそれが「根本問題」

 ●根本問題の傾向
  小宮さんの経験上、根本問題の多くは以下になるそう
  ・人員の不足
  ・教育不足
  ・組織構成
  ・コミュニケーションの問題
  ・経営者やリーダーの姿勢

 ●事実を客観的に把握し、結論を急がない
  時間と資源が許す限り、事実を把握すること
  事実から仮説が生まれる→事実が間違っていたら仮説も×

 ●問題解決とは?
  限られた資源・時間の中で失敗確率を下げる
  (成功確率を上げる)ために行うもの

 ●解決の要は実行
  PDCAサイクル実行の鍵は検証責任者
  実行するみんなをやる気にさせることが重要
  人は「意識の共有」で動く

■解決力を高める習慣
 ●「なぜ?」「ほんとう?」「それから?」
  つねにこれらの質問を繰り返すことで
  論理的な思考力を高める

 ●常識を働かせる
  たとえばイスラム社会では金利が無い、など
  知っていれば役にたつ常識がたくさんある

 ●価値観に基づく直感
以下、感想へ

「解決力」という本の最後の最後で「直感」が来ました。

現実的に問題を解決するというのは、本書で取り上げて
いるようなステップをキレイに踏みつつ解決する、という
ことが出来ない場合があります。

本書の冒頭にあった、長期戦略会議中にクレームがきて
緊急対応のようなケースはまさにそれですね。
時間や投入できる資源は状況によってさまざまですが、
最終的に問題を解決するための決断を下す瞬間が来ます。

考えられる対応策が複数あるような場合、どういう解決策を
採用するのかを決断する最終的なよりどころは「価値観」
だと小宮さんは言います。ここは激しく同意ですね。

自分はビジネスをするうえで単純にお金儲けがしたいのか
それとも社会に価値を提供し、その対価を受け取りたいのか?
最近の食品偽装事件を見ていると、経営者の価値観がいかに
大事か、ということがわかります。

いつも「自分は何を目指してビジネスをしているのか?」
を頭の中に入れておく。それが常に出来ていれば特に
意識しなくても、「直感」として自分を信頼して決断する
ことが出来る、ということだと思います。

このあたりの考え方は先日ご紹介した、『人生のすべてを
決める鋭い「直観力」』にも通じるところがありますね。


最後には「どう生きるか」に近い部分まで来てしまう
あたり、なかなかに「深い」本です。


ビジネスマンのための「解決力」養成講座 (ディスカヴァー携書 (025))
小宮 一慶

ビジネスマンのための「解決力」養成講座 (ディスカヴァー携書 (025))
勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践 いま、すぐはじめる地頭力 ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書 20) 明日から「仕事ができる」と言われる新・目標達成法 (講談社BIZ) (講談社BIZ) 年収2000万円の転職術 (ピンポイント選書) (ピンポイント選書)
by G-Tools


■関連本


●「数字力」養成講座
 ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書 20)

 読んだのですが、未紹介でした(汗)

●「発見力」養成講座
 ビジネスマンのための「発見力」養成講座

 関連記事:ビジネスマンのための「発見力」養成講座

その他、小宮さんの2008年の書籍
 「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本 明日から「仕事ができる」と言われる新・目標達成法 (講談社BIZ) (講談社BIZ)

●「直感」の本
 人生のすべてを決める鋭い「直感力」―問題解決の“最強のツール”が身につく本!

 関連記事:人生の全てを決める鋭い「直感力」@リン・A・ロビンソン

ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
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この記事へのコメント
LuckyUSさんこんばんは。
ご紹介&お買い上げありがとうございます(涙)。
それにしてもディスカヴァーさんも、勝間さんとこの小宮さんの本を同時期に出すなんて・・・(笑)。
さすがに細谷さんの本までは手を伸ばさなかったワタクシです(汗)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年06月28日 02:45
smoothさん、こんにちは。

ディスカヴァーさんも戦略なんでしょうが、なかなかすごいことをしますね。
Posted by LuckyUS at 2008年06月28日 07:21
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Tracked: 2008-08-16 00:15