自分を生きる学校―いま芽吹く日本のデモクラティック・スクール

副題は、「いま芽吹く日本のデモクラティックスクール」です。
今までこういった教育関係の本は取り上げたことがありません
でした。今回はたまたま仕事の関係で本書をいただきましたの
で、すぐに読んでみることにしました。以前紹介した、「インテ
リジェンス読書術」の「すぐ読み」の実践です。
で、まず「デモクラティックスクール」という言葉さえ聞いた
ことがなかったので、こういったものがあること自体が驚きで
した。日本はガチガチの義務教育の国かと疑わなかったのです
が、こういった動きがあることを今回初めて知ることができて
嬉しいです。子供が自分らしく、才能を伸ばしながら育っても
らいたいと考えている方に是非一度読んで欲しい1冊です。
本田健さんがアメリカの「デモクラティックスクール」の
スタッフとジョイントで行う講演会の情報もありますよ。
今日もクリック感謝です
目 次
第1部 デモクラティックスクールへの道案内
デモクラティックスクールとの出会い
日本の教育を取り巻くもの
デモクラティックスクールで育つ子供達
第2部 デモクラティックスクールへようこそ
デモクラティックスクールの日常
ミーティング
特別活動
第3部 学びあい育ちあう仲間
メンバーの声
スタッフの声
概要と感想
■デモクラティックスクールとは?
学校の全てを話し合いで決めるのがデモクラティックスクール
とはいえ、どこまで該当するのか分かりにくいので実例を
あげると、根本的には以下3つの要件を満たしている学校
がデモクラティックスクールということになります。
1.運営(含む経済)を全ての子供とスタッフが握っている
2.人事権を全ての子供とスタッフが握っている
3.クラス・授業が基本的にない
大人の権威が一切通用しない世界と言えますね。
個人的にはクラスわけも授業も一切ないというのに学校と
いう名前が付くのが驚きでした。
ちなみに本書に紹介されていて初めて知ったのですが、
デンマークの学校教育には「競争原理」が一切ないのだ
そうです。優劣をつけたり、点数をつけることをしない。
だから、試験も資格もないそうです。
世界には知らないことがいっぱいです。
■デモクラティックスクールの日常
クラスも授業も一切ない学校では、子供たちは登校する
時間も自由。ほんとうにやりたいことだけをやっている
のだそうです。子供のころから、「好きなことを好きな
だけしていい」ということを言われたことが無い僕たち
にはなかなか想像できない世界ですが、それが現実にあ
るのですね。
「好奇心」「情熱」が誰からも否定されず、どんどんと
自分が熱中できることに没頭できたら素晴らしいことだ
と思います。
お互いに約束をするのも自由で、全員で話しあってきめ
たことは守ろうというのもデモクラティックスクール的
と言えるでしょう。おもしろいと思ったのは、一度決定
したことでも、やっぱり辛いと思ったら、もう一度話し
合いの場に持ち出してもいいということ。絶対はないと
いうことですね。
「お金」に関しても子供達が自分たちで管理するという
のがデモクラティックスクールのすごいところ。予算を
たてて、ミーティングの場に出し、承認を得てからでな
いとお金を使えないシステムになっているそうです。
子供のころからこれを身につけたら、すごいですね。
■子供たちの声(抜粋)
●スクールに何故行っているの?
●スクールに行ってよかったこと
●ミーティングをどう思う?
●スクールの楽しいこと
●スクールの嫌なこと
他にもたくさんあるのですが、きりが無いのでこの辺にて。
自分の学校の経験と照らし合わせるとあまりにも違うので
戸惑う気持ちもありますが、こんだけ自由な環境におかれ
たら人間はどうなっていくのか、興味深いです。
繰り返しになりますが、子供が自分らしく、才能を伸ばしながら
育ってもらいたいと考えている方に是非一度読んで欲しい1冊です。
自分を生きる学校―いま芽吹く日本のデモクラティック・スクール
デモクラティック・スクールを考える会

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講演会情報
2008年8月7日にアメリカのサドベリースクールのスタッフ、
スコットグレイ氏と本田健さんが、ジョイント講演会を開催します。
ちなみにサドベリースクールは、本田健さんが娘さんをそこに入れる
ためにアメリカに住むことを決めたというほど惚れ込んだ学校。
今回の講演会では、本書にあるよな、新しい教育スタイルについて、
また、日本でのサドベリーモデルの可能性について、お話すると
いうことです。
本田健×スコット・グレイ氏 ジョイント講演会
「自分を幸せにする」教育とは? 詳細はこちら
関連本
世界一素敵な学校―サドベリー・バレー物語

自由な学びが見えてきた―サドベリー・レクチャーズ

アマゾンの関連商品、なぜか先日紹介した「これ」
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

記事 ⇒ 僕の才能ってば?さぁ才能に目覚めよう
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
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