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誰もが幸せになる 1日3時間しか働かない国

 今回のフォトリーディングのターゲットは、シルヴァーノ・アゴスティさんの『1日3時間しか働かない国』です。

誰もが幸せになる 1日3時間しか働かない国
誰もが幸せになる 1日3時間しか働かない国

アジアのとある国「キルギシア」。その国では、1日3時間
以上働く人はいない。残りの時間は、自分自身のために使う。

学校は無く、子供達は興味があることを自由に学ぶことも
出来るし、ずっと遊ぶことも出来る。

あなたはこんな国に住んでみたいですか、それとも・・・

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概要と感想



本書は、飛行機トラブルでこの「キルギシア」に滞在する
ことになったイタリア人の主人公が、この国から友人に
出した10通の手紙、という形で構成されています。

労働という義務から解放された時、人はどうなるのか?
ということを現実の国レベルで実験することは出来ませんが、
それを寓話として示したのが本書。

軍隊も、そして警察もなく、刑務所もない。労働時間は1日
たった3時間で、なんとそれを2時間にしようとしている。
学校もないし、政治家はボランティア。
それでも国としての生産力は増している。

この、今の世界の常識ではありえない国の様子を読むにつけ、
今の自分の生活や、それを取り巻く日本という国のあり方に
想いをはせざるを得なくなりました。

この本から、これは!と思った言葉を紹介します

  • 人間らしさを尊重する社会であること

  • 誰もが自分の運命の指揮者であること

  • 僕らの社会の休暇の概念はおかしい。休暇の時期になると誰もが楽しむことを強制される

  • 労働から解放された人間にこそ本当の生産力がある

  • 学ぶということはかけがえのない楽しみ

  • 誰かが落ち込んでいると、たくさんの人がその周りに集まってきてみんなで踊るんです

  • 広告をやめればものの値段は全部半分になるじゃないか

  • 医師は白衣なんか身につけていない、身につけているのは技術なんだ

  • 人間の身体をちゃんと働かせるためには、何よりもちゃんと眠るようにすること

  • はじめて出会う人というのは運命の贈り物



  • 「キルギシア」がこの制度を導入してからそんなに年月は
    たっていないようなのですが、旧制度で過ごしてきたご老人
    までもが今ではすっかりなじんでいる様子なのが驚きました。

    新しいことを嫌う傾向が強い人でもすんなりと受け入れられる
    ような生活。人間らしくあること、自分が自分らしくするだけ
    で受け入れられる社会であることの素晴らしさですね。

    ただ、これだけ労働時間を短くすると、残りの時間をどう
    使うのか、ということが非常に重要になります。労働こそ
    が人生の目的、という方からすれば、生きる目的を失って
    しまうかもしれません。

    空いた時間の分だけ自分自身の「生きる目的」にも直面し
    てしまう可能性があります。精神的な成熟度が求められる
    社会システムであるという見方もできますね。今の日本に
    この制度を導入して、受け入れられる人ってどれくらい
    いるんでしょうか?と考えてしまいます。「キルギシア」
    の老人たちのようになれるでしょうか(謎)


    この架空のユートピア「キルギシア」。
    おそらくすぐに実現することは無いでしょうが、世界が
    目指す国家形態の1つになれば良いなと願うばかりです。

    もちろん、自分の生き方は自分で責任を持つという、
    「自分が運命の指揮者」になることは、今の世の中
    でも出来ますね。今はそうなることを目標にしたいと
    思います。

    「蟹工船」読むなら絶対こっち読むべし!

    誰もが幸せになる 1日3時間しか働かない国
    シルヴァーノ・アゴスティ

    誰もが幸せになる 1日3時間しか働かない国
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    今、超忙しいけど、こういう時って充実感も感じるん
    ですよね。まだまだ「キルギシア」の世界を現実に
    作りだすのは、僕の中ではまだ難しいかも。

    でも長いスパンで見て労働時間を減らすための工夫は
    必要ですね。



    関連記事&本



    ★労働時間が短さでは「キルギシア」以上なのはこちら
     こういう人も既にいらっしゃるということですよ

    なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?
    なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?


     記事 ⇒ なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?

    この本に「怠けるのではなく、意味の無い仕事をしない」
    というフレーズがあるのですが、今読んでもガツンと来ます(汗)

    ★教育のシステムが近いのはズハリこれ!

    自分を生きる学校―いま芽吹く日本のデモクラティック・スクール
    自分を生きる学校―いま芽吹く日本のデモクラティック・スクール

     記事 ⇒ 【知らなかった】自分を生きる学校

    ★本書の仕事のイメージはやはり本田健流に近いものを感じます

    幸せな経済自由人という生き方 ライフスタイル編 (ゴマ文庫)
    幸せな経済自由人という生き方 ライフスタイル編 (ゴマ文庫)


     記事 ⇒ 幸せな経済自由人という生き方 ライススタイル編@本田健


    ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
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    この記事へのコメント
    メッチャ気になるブログですぅ〜♪

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    Posted by きよみ at 2008年08月06日 10:18
    今は学生で早く仕事に就いてみたいなぁ、っていう気持ちがあるから、もっと仕事したいって思います。
    まぁ、実際してみたら「もうええわ」ってなるかもしれませんが(笑

    自分の運命の指揮者っていうのは良い言葉ですね♪
    Posted by シノ at 2008年08月07日 06:22
    >きよみさん
    気に入っていただけて嬉しいです

    >シノさん
    意外と面白いかもしれないし、つまらんかも
    しれないという仕事。ダメならダメで辞める
    という選択肢を持ちつつ仕事するということ
    をオススメしますよ。
    Posted by LuckyUS at 2008年08月08日 14:28
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