成功本はムチャを言う!?

成功本を読んでも、5パーセントの人しか成功出来ない。
それは実践していないからだ、とは成功本にありがちなフレーズ
ですよね。著者の新田さんは、教師、コーチ、カウンセラーという
仕事の中で、自分のクライアントの悩みを聞くにつけ、
「本当にそうだろうか?」と疑問を持ったのだそうです。
確かに、これだけ成功本が出ているということは、それだけ
需要があるということです。それなのに成功している人は
ほんの一握り。実践していないというのは確かに一定比率で
存在しているでしょうが、本当にそれだけなのか?
本書は95%の人が挫折してしまう、本当の理由を解き明かして
いますので、興味をもった方は是非!
今日もクリック感謝です
目 次
第1章 成功本はなーんにもわかってない!?
第2章 成功本、「八つの成功ノウハウ」に物申す
第3章 成功本を“自分流”に読み替えるヒント
終章 そもそも“成功”って何だ?
概要と感想
■モチベーションを高める動機付け
人が行動を起こすときの動機付けは二種類ある
外的動機付けと内的動機付け
後者のほうが、質の高い行動が続くと言われている
例えば「高い数値目標」が全ての人のモチベーションの
向上に結びつかないのは、その人にとっては、「高い数値
目標」が外的動機付けだから。
人が何に行動の価値基準をおくのかは、4つの傾向がある
(1)目標達成的傾向
行動を重視する傾向が強い
(2)親和的傾向
調和することを重視する傾向が強い
(3)献身的傾向
愛し愛されることを重視する傾向が強い
(4)評価的傾向
考えることを重視する傾向が強い
目標達成的傾向が強い人には、「高い数値目標」が
モチベーション向上につながりやすいが、それ以外の
傾向が強い人には不向きな目標設定といえます。
自分の傾向に合わせた目標の立て方の考え方が
第3章にあるのですが、ここでは割愛します。
■成功本の発想に耐えられるタイプか?
成功本の多くが、アメリカ流
「目標設定」「スケジューリング」「ポジティブシンキ
ング」といった成功哲学はアメリカ的弱肉強食社会が土台
「強いものはより強く、弱いものは能力が無いのだから
報われなくても仕方ない」と素直に思えるなら成功本に
書かれたことが実践できる
つまりはその発想の根本に反発しているのに、表面の
テクニックだけをやろうとしても、潜在意識が受け付け
ない可能性が大
■ロールモデルの喪失が「成功本」を必要とした!
身近なロールモデルがいなくなったことが、成功本が求め
られる理由として挙げられています。「あの人のようにな
りたい!」という人が近くにいれば、その人のやっている
ことを見たり、直接聞いたりして学ぶことができます。し
かし、会社の上司などに、そういう人がいないと感じる人
が多いのではないでしょうか?
成果主義の弊害かもしれませんが、自分さえ良ければ、と
か、とにかく失敗しないように、とかいう姿勢でいる人が
多くなったように思います。人間本来は、そういう恐れで
生きるよりも、やりたいことにトライしていく人生のほう
を求めているのだと思います。
そういう本来の欲求に従って生きている人が身近にいない、
というのが今の社会の閉塞感を生んでいるのかもしれませ
んね。
実は、成功本の著者と、その読者はパーソナリティが異なる
場合が多く、そのために実践したくても、どうしても実践出
来ないのだ、というのが本書のポイント。
だから、成功本を、自分のパーソナリティに合わせて読み換
えるヒントが詰まった本書は、次々と成功本を読んでしまう
人たちの福音書と言えるでしょう。(第3章がオススメ)
成功本を読むことで、「自分も成功したい!」と思っている
人は、本書と併せて読むことをオススメします。
成功本はムチャを言う!?
新田 義治

by G-Tools
ポジティブ思考についても一言
成功本の著者というのは、どん底を経験し、もう何があって
も大丈夫という余裕があるからこそのポジティブ思考という気
がします。でも読者はそういう経験が無い人のほうが圧倒的に
多い。そのギャップに気がつかずに、やれば出来ると言われて
も、読者を一時的には元気にしても、最終的にはネガティブに
追いやってしまいかねないと思います。
関連記事&関連本
願わなければ叶う5つの真実―逆転の成功法則

こちらも、普通の成功本に対するアンチテーゼ的要素が
強い1冊です。本書『成功本はムチャを言う!?』と
ともに、成功本の読者にオススメ
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『成功本はムチャを言う!?』:発見の日々
【成功本?】「成功本はムチャを言う!? 」新田義治:マインドマップ的読書感想文
![ゆほびか 2008年 07月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/513FE82bcVL._SL160_.jpg)


これ面白そうですね。
最近私も成功本をよく読むようになりまして
こういった観点から成功本を見るのも
面白そうですね。
情報発信ありがとうございます。
では、では。
いろいろな視点からものごとを見てみる、
ということが、どの世界でも求められること
なのでしょうね。
ほんとはこの本にもっと切り込んで欲しかったのですが、著者ご自身がコーチのようなことをやっておられるそうで、ちょっと同じ穴の狢という感じがありました。あるいは我田引水というか。
確かに我田引水的な部分もありましたね。
とは言え、なかなか書きにくい内容を
書いてくれたのも確か。それ自体は評価
しております。
ちょっと読んでみようと思います。
コメントありがとうございます。
もし良かったらチェックしてみてください。