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勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan

 今回のフォトリーディングのターゲットは、『勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan』です。

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan
勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan

僕は生粋の勝間さんのファンではありません。本書は、これまでの
勝間さんの本と異なり、実務面で役に立つような本ではありません
ので、全く買う気はありませんでした。

ただ、いつもお世話になっているマインドマップ的読書感想文での
紹介を見て、気が変わりまして、速攻で買いました。

僕もこれまで結構ワーキングプアや格差社会の本も読んできました
し、パートナーシップの問題も個人的にはかなり意識的に取り組ん
できています。そこが刺激されたとでも言いましょうか、勝間さん
の日本への提言をちゃんと読んでみたくなったのいうのが正直な
ところです。

ということで、これまでの勝間本とは全く趣の異なる本書。
こういう「提言本」が10万部とか売れるようであれば、日本もまだ
まだ捨てたもんじゃないでしょう。

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目次


 
第1章 若い人が暗い国
第2章 西原理恵子さんと、最強ワーキングマザー対談
第3章 女性が産める、働ける国へ
第4章 雨宮処凛さんと、脱・ワーキングプア対談
第5章 NYで考えたポスト資本主義
勝間和代の日本を変えよう 15の提言


概要と感想



300ページ超の本書、久しぶりに1冊30分以上かけて
じっっくりと読ませていただきました。

smoothさんもおっしゃっていますが、この本は、ポイントを
抜き出して紹介する類の本ではありません。

読んだ人それぞれが、勝間さんの提示した問題と向き合い、
それを自分のこと、身の回りで起きていることと捉えて、
どう取り組むかを考えていく本です。

ただ、本書の全ての問題に取り組む必要はありません。
自分が出来るところから始めれば良いのです。

そういう意味では、本書の全てを読む必要はありません。
興味のあるところだけでも良いと思います。本来なら
3冊くらいの本に分かれてもおかしくない内容を、1冊に
詰め込んだ感覚の本ですから(汗)

以下、僕が読んで感じたことを書きますね。


■若い人が暗い国

・ここ半年間の勝間本ブームは、若年層が何か出口を求めて
 いるうねりのような気がしてならない
・勝間本はバーチャル上司
・クリエイティビティの必要性(問題設定・解決力)

 本書もそうですが、三浦展さんの著書を読んでも、若者の
閉塞感みたいなものは伺い知ることができます。ただ、昨年
まで勤めていた会社や、今の仕事の周辺では、そういった
強い閉塞感をもっている若者がいないので、実のところあま
りリアルに感じていないのも確かです。僕の周りだけ?

ただ、コンビニとか駅前とかで座りながらたむろしている
若者たちを見るに、そういった閉塞感は確かにありそう。
でもこれは今に始まったことではないという気も。

勉強本ブームについては、勝間さんがおっしゃるように身近
な人から学ぶことができないという現実と、効率よく、楽に
仕事をこなしていきたい、という両方の側面があるのは確か
だと思います。それは人生仕事だけじゃない、ということも
加わっていると思いますし、ワークライフバランスも、それ
を求めてのことでしょう。

そういう意味では、ビジネスの実務面での能力の向上を目指
した時に、その見本となったり、引っ張ってくれる上司が
とても少なくなってしまったことが原因なのかも。そして
それは成果主義で、目先の利益を出さなければならず、後進
の指導にまで時間を裂けなくしてしまった会社のシステムに
の問題かもしれません。

人材を「人財」と呼んでいる企業もありますが、その実態は
上記のような状態になっていたり、非正規雇用を拡大したり
と真逆のことをしていたりします。以前身をおいていたIT
業界は、非正規雇用こそ少なかったですが、下請け、孫請け
の構造によって、それに近い状態となっていました。

そして、下の階層に行くほど、年齢が若いほど、理不尽な
長時間労働にさらされていたと思います。僕がこういう状況
でも体を壊したり、精神的にまいってしまうことがなかった
のは、それを組織の仲間たちと一緒にやっていたから、そし
て満額ではなかったものの、残業代が支払われていたからだ
と思います。

人はかなり苦しい状況でも、みんなでそれを共有し、生活が
成りたっている限りにおいては、やっていけるものです。
本書でも、年代間で理解しあうことの難しさを取り上げて
いますが、それは、中高年の人たちが、希望はあっても、
苦しい時代を、みんな一緒になって乗り切ってきたのだ、
という自負があったればこそでしょう。それを、今の若者
にも求めているのではないでしょうか。

勝間さんがNHKの番組に出演した時のエピソードが書かれて
いますが、今の若者の問題を、構造の問題として取り上げても
ワタミの渡邉さんのような人が、それを「今の若者は」的な
ことにすりかえてしまうそうです。それは、僕の思うところ
では、やはり自分たちの苦労の体験があったればこそなので
はないでしょうか。「若いころの苦労は買ってでもしろ」、
という価値観と、「できるだけ無駄なことはしたくない」
という価値観の相容れなさが現れえている気がします。

ちなみに、gooランキングの「会社の経営者がこの人だったら
いいと思う経営者ランキング」で、ワタミの渡邉は堂々の
4位です。ということは、まだまだこれが社会の主流の
考え方、ということですね。

参考 gooランキング




■最強ワーキングマザー対談
・スカートは、はかない
 (というか家にないらしい。勝間さん曰く、ストッキングが伝線
  するから管理コストが高いらしい)
 なんだか淋しいですね。女性は美しくなりたい、という欲求が
 あるのかと思っていましたが、僕の幻想だったようです。
 男性側からみると、日本にこういう女性ばかりになったら、
 海外に行ってしまいたくなるかも、と感じてしまいました。

 たしかにスカートは面倒だし、管理コストもかかるかもしれま
 せんが、持って生まれた女性性を圧殺しているようで、残念です。
 かといって結婚を否定しているわけでもないのでよくわからん
 です、正直。

 男性目線でみたら、女性であることを捨てているような人は
 付き合う対象から外れるもんでしょう。


・男の人は会社休めませんよ、子供が熱出ても
 決めつけは良くないですね。以前勤めていた会社では(非上々の
 1000人以下の会社でしたが)子供が熱出して、父親が休むという
 のは、そう珍しい光景ではありませんでした。金曜日の夜に、
 「じゃあ、この修正と確認と、報告書の作成までを、月曜朝一
  までにやっとけ!」という風土もありましたが、父親が
 子供にために休みと取ることに寛容な風土も併せもっていました。
 時代は変わってきています、確実に。

 ちなみに、今の仕事でも、仲間うちでは子供のために父親が
 仕事の時間を調整するのは珍しくありません。これは聞いた
 話ですが、本田健さんは、セミナーの開催から、夜に外で誰かと
 食事してくるといった日常のことでも、娘さんの許可を取る
 そうです(汗)主旨は少し違いますが、ここまで徹底してると
 すごいですね。


・パートナーが家事を分担してくれるかは結婚するまでわからない

 これは結構同意です。そして、九州男児の特異性についても
 同じ意見ですね。僕の妻は鹿児島出身ですが、絶対に九州男児
 とは結婚したくない、と言っていました。妻の実家に行ってみて
 わかったのですが、あっちでは男性に家事をさせないように
 女性たちが動いているんです。ということは、結婚前にその
 男性の実家に行ってみることで、ある程度、その人が家事に
 協力的かどうかは判断が出来るかもしれません。特に、その
 男性の父親をよく観察すれば良いでしょう。

 結婚するまでわからない、という事態を回避したければ
 同棲してみることです。半年もすれば、どんなに男性側が
 隠しても、その片鱗は見えるものですよ。

 ちなみに、僕のまわりでは家事を全くしない男はいませんが
 分担の割合は人それぞれですね。炊事・洗濯については完全に
 ノータッチだけど、自分の服とか、自分の部屋の掃除などは
 完璧という人もいれば、炊事・洗濯など、手が空いてるほうが
 やるというタイプもあります。そして、新婚時代に築いた
 分担割合がほとんど変わらない、という点だけは一致してます。

 本書で、成人教育は難しいというような記述がありますが、
 一度出来た夫婦間の分担を変えることが難しいということに
 変換して読ませていただきました。


勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan
勝間 和代

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan
読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1) 史上最強の人生戦略マニュアル 弾言 成功する人生とバランスシートの使い方 「しくみ」マネー術 勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
by G-Tools


あまり真面目に書くと、長文になってしまうので、このくらいの
分量でとめておきました。えらく身近な問題ばかりを取り上げ
ましたが、自分ができる範囲からやるのが僕のやり方です。

巻末の15の提言をどう身の回りから実現していくのかを
今後は、あなた自身が考えていっていただければと思います。


今、このタイミングでの出版されたという意味も面白いですね。
9月はリーマン破綻やAIGの救済、そしてアメリカが企業救済を
税金で行なうか否かで、金融危機がどう広がるかの真っ只中。
その時期に金融の専門家である勝間さんの出版ラッシュ。
そしてポスト資本主義のお話。

今の日本が抱える問題を、この時期に纏めた意味はとても大きいと
感じています。一人一人が行動を起こすことを期待します。


長文、ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
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この記事へのコメント
LuckyUSさん、ご紹介ありがとうございます。

かなりご自身のことに落とし込んで書かれていて、非常に参考になりました。
毎回こんなスタイルだと、書くのも大変でしょうけど、この本の内容からしたら、この書き方がマッチしてますねー。

勝間さんは、セミナーでの質問の答えで、ご自身は政治家にはならない、と言われていましたが、政治家でなくても、日本を変えることは出来ると思います。
本書は、この時代に「勝間さん」という著者が出した本として、意義があると感じました。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年10月02日 02:17
smoothさん、こんにちは。

確かにこのスタイルで書くと、1時間以上
かかってしまうので、毎回これだと大変です(汗)

今、通院生活をしているので平常より自由な
時間が少なめなのでなおさらです。とはいえ
独立したおかげで、通院のための時間を
うまく作れるようになったのは助かります。

さて、僕も政治家になるつもりもありませんが
本書の提言には賛成できる部分もありますので
まずか自分の周りから変えていこうと思います。

そういう小さな点が次第に線や面となって、
日本へ拡がっていってくれればと思います。
Posted by LuckyUS at 2008年10月02日 06:45
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Weblog: 蔵前トラックU
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勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan
Excerpt: まず勝間和代とは何者かといいますと、 1968年、東京生まれ。経済評論家、公認会計士。バツ1で3女の母。 97年からワーキングマザー支援サイト「ムギ畑」を主催し、日本ではさっぱり知られないものの、..
Weblog: ◆小耳書房◆
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起きていることはすべて正しい 勝間和代
Excerpt: いよいよ、勝間さんの成功の最大の理由とそのための技術が 明かされた本が登場しました。これまでの自己啓発本では、 身につけることが難しかった、潜在意識の活用をはじめとす る、決定版勝間式成功本と言える一..
Weblog: フォトリーディング@Luckyになる読書道
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