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問題は、躁なんです 春日武彦

これまでも、数々のココロに関する著作をお持ちの著者が、初めて
「躁」だけを紹介した1冊。

問題は、躁なんです 正常と異常のあいだ
問題は、躁なんです   正常と異常のあいだ (光文社新書)

「鬱」については、テレビでの報道などもあり、多くの人が「心の
風邪」といった知識をもっていることでしょう。対して、「躁」に
ついてはほとんどの人が基本的な知識すら持ち合わせていないので
はないでしょうか。

精神科医としての経験や、数々の事例と通して、「躁」がいったい
どういうものなのか、どう対処すれば良いのかを、わかりやすく説
いた本書。「ココロ」に興味を持つ方は、一度読んでみることをお
すすめします。

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目 次


第1章 突進する誇大妄想
第2章 奇人と病人
第3章 躁と風景
第4章 事件の真相
第5章 躁という危うさ
第6章 医学的なこと、その他


概要&感想




■躁は「ココロの脱臼」

 鬱は「ココロの風邪」/躁は「ココロの脱臼」

 その特徴は

 あり得ないくらいに曲がり、特には滑稽にすら写る
 糸の切れた操り人形のように途方もない動きを繰り返す
 そして、しばしば繰り返される

 ⇒ 心のたがが外れた状態であり、それどころか人生を踏み外し
  かねない方向へ向かってエネルギッシュに突進している。秘め
  られたあらゆる欲望が全開となる

■躁になった人の特徴

 女性の場合:化粧がどぎつくなり、香水の匂いが強烈になる
       服装はけばけばしくなる。

 男性の場合:尊大となる。やたらと威張り、声も態度も大きく。
       金使いも荒くなり、「英雄、色を好む」など自分を
       正当化する

■躁を構成する要素

 
  • 全能感

  •  
  • 衝動性

  •  
  • 自滅指向


  •  
    「心の闇」を理解するのには、おそらく、躁といった視点をないがしろにするわけにはいかないのである

     


    とまぁ、ここに紹介したのは、ほんのさわりの部分です。

    この後に、多数の事例が紹介され、躁のいろいろな形を見ること
    ができます。これが病なのか、自己防衛のための手段なのか、そ
    れとも人間の本性なのか?と考えさせられる人もいるかもしれま
    せん。

    鬱は一般の方に理解も進み、また誰が見ても手を差し伸べたくな
    るような状態であり、自分でも「マズイなぁ」といった自覚がも
    てるため、様々な対応ができます。

    対して躁は、軽度な場合にはちょっとテンション上がってる、く
    らいにしか捉えられず、本人にも全く自覚が無いことが多いです。
    明るく、元気に見えるために周りからも良い感じに見え、自分で
    も気が付かない。そのため、早期に対応すること自体が困難とい
    うのがかなり問題かと。

    大人であれば、ほとんどの方が、お酒で酔って良い気分になった
    ことがあるでしょう。笑い上戸泣き上戸、いろんな反応が人それ
    ぞれに出るのを、自分が冷静に見ておかしくおもったこともある
    かもしれません。いざ、自分が酔っ払った時は、自分がおかしい
    という感覚を持ったでしょうか?僕は、過去に何度もお酒で失敗
    してますが(笑)、その時に自分がやばいと思ったのは、明らか
    に吐き気がした時くらいでした(爆)

    吐き気のような、身体の変調は全くなく、強度の酔いの状態がず
    っと続く。躁はそんな感じなのかもしれません。

    本書の終わりには、正常と異常、楽観と悲観についての見解が
    あります。躁と鬱、ネガティブとポジティブなど、相反するもの
    の中心にこそ価値がある、そんなことを感じさせてくれた1冊
    でした。

    問題は、躁なんです 正常と異常のあいだ
    春日 武彦

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    ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
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