摩擦あるところに静電気あり。みなさんご存知のカミナリはそのさ
いたるもの。静電気って乾燥したら発生しやすいと考えがちですが
カミナリは、ほとんど湿度100%って環境でも発生していますね。
人間の身体も水分がほとんどなので、身体の中に静電気が発生する
とは考えたことも無かったのですが、本書を読んで考えが変わりま
した。
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本書は、医学、歯学、薬学の3つの博士号をもつ堀博士の本。
1つ持つだけで大変な苦労を要する博士号ですが、それを3つも
お持ちとは、相当な変わり者、もとい、研究熱心な方とお見受けし
ます。そんな堀博士の考えたのが、人間の身体の中に静電気が発生
していて、それが細胞をキズつけたりすることで病気になるのでは
ないか?という理論です。
さて、人間の身体の中の「摩擦」って何だと思います?身体の隅々
にあり、そして絶え間なく摩擦を繰り返しているもの。それは血流。
1回の鼓動で送り出される血液はおよそ1分間で心臓に戻ってくる
のですが、血管の総延長はなんと、10万キロ。地球2.5周です。
そんな血流がたえず身体を駆け巡っていて、摩擦を引き起こしてい
るのだから、静電気が体内で発生していても全然不思議じゃないで
すね。
そんな体内静電気のもたらす害は、堀博士によると、アトピーや、
アルツハイマーなどちょっと怖いです。また、メタボな人はより
静電気が貯まりやすいとか、体内静電気はフグやサソリの毒と同じ
ような作用を持つなど、薬学、特に毒を専攻された博士ならではの
あまり聞きたくないような内容が刺激的すぎます。
【体内静電気の抜き方】
そんな恐ろしい体内の静電気ですが、簡単な抜き方があるというこ
とで、ちょっと安心しました。それは、毎日地面に手や足をつける
ということです。足の場合はもちろん素足ですよ。アースするって
ことですが、1回で全部抜けるという単純なものでもないようで、
毎日続けることが大事なんだとか。簡単なことなので、できれば
続けてみませんか?
理論的にもしっかり説明されていますので、興味がある理系な方は
読んでみてください(僕は文系なんで諦めましたが(笑))。
また、アトピーでお悩みの方にも、かなり突っ込んだ対策の記載も
ありますので、参考になるかと。
健康に興味がある方は、こういう考え方もある、ということを知っ
ておいて損はないと思います。実践も簡単ですしね。
体内静電気を抜けば病気は怖くない!

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