せん。しかし、一般社員にも経営的なものの見方が求められるよう
になりつつある現在では、決算書に代表される経営に関する「数字」
の読み方というのは、必須に近いのではないかと思います。
本書『「数字」は語る』では、会計のプロは経営の数字のどこをど
う見ることで、すぐにその会社の置かれている状況を言い当てるの
かがわかり、そういう視点が読者にもすぐに取り入れられるように
なっています。まさに「決算書の読み方入門編」です。
「数字」は語る―3分で読み解く決算書入門― | |
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今日もクリック感謝です
以前SEをしていたころ、データウェアハウスという社内のデータ
の収集、蓄積、集計、分析にまつわる仕事をしていたことがありま
す。本書の数字の読み解き方は、その時に会社の経営者向けに分析
データの使い方を提案したりしていた時の考え方をよりシンプルに
誰でも応用が利くようにしたものだと思います。
なぜ売り上げが下がったのかを在庫や新製品の発売のタイミングで
見たり、なぜ黒字なのに倒産の危機があるのを、売り上げと借り入
れ、支払いというキャッシィフローから見たりなど、決算書の数字
を表面だけでなく、より突っ込んで見たり、時系列で見ることで見
えてくるものがあります。本書はその「見方」としっかり学ぶこと
ができます。
会社の経営に携わる人だけでなく、課長、係長といった方も必ず
読んで欲しい1冊です。
最後に、本書は著者の望月さまからいただきました。
「数字がダメな人用 会計のトリセツ 」をこのブログで紹介させて
いただいたことがご縁です。本当にありがとうございました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
今日もクリック感謝です
ブログでのご紹介、ありがとうございました。
すべての物事がそうだと思いますが、
大事なのは目の付け所だと思っています。
今回はプロの目のつけどころというテーマで
本書を書かせていただきました。
楽しんでいただけたようで幸いです。
それでは、これからもよろしくお願いします。
こんにちは。
著者さま自らのコメントありがとうございます。
データや数値から、想定シナリオを作り実際にそうか検証する。この繰り返しが目の付け所の精度を上げていくのでしょうね。
ますますのご活躍をお祈りしております。