いまさらですがフォトリーディングです。
Amazonのレビュー件数、500件近いですね。
さすがに話題になった本です。
![]() | 国家の品格 藤原 正彦 関連商品 祖国とは国語 ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる 超バカの壁 人は見た目が9割 下流社会 新たな階層集団の出現 by G-Tools |
筆者の藤原さんって、数学者なんですね。
なんでそんな人がこんな本を書く?
そう思いつつも読みました。
今日もクリックありがとう。
本書のポイントと、それに関して感じたことをつらつらと
書いてみようと思います。
▼論理や合理性の限界
特に大事なことについては、論理や合理性だけでは
どうしても説明できないことがある。
それは論理には出発点が必要で、それはその論理を考える人に
よって自由に設定可能。
例として自由・平等・民主主義が挙げられてます。
これらは、出発点が「教会の権威」や「王権神授説」の否定から発している。
そして論理の立脚点に神が必要になる。
また歴史からも明らかなように民主主義は絶対ではない。
第二次世界大戦の日本、ドイツももともとは民主主義国だった。
また今のアメリカも民主主義国だが、ごらんのとおりの状況である。
そもそも民主主義の前提は成熟した判断力をもつ市民の存在。
だが、それはありえない。
という風に話が展開しています。
■一言
確かに論理だけでは限界があるというのは納得できる話です。
筆者のいうとおり、情緒を柔、論理を剛とした両面が必要というのは
腑に落ちるものがあります。
でもなんだか成熟した判断をもつ市民は決して存在しないと
決め付けられると、さびしい感じがしました。
▼武士道精神のススメ
論理だけではなく、情緒・形は重要。
普遍的価値を表現できるのは論理ではなく、情緒・形
人間としての総合的な判断力も論理+情緒・形で養われる
そして、それの実践として、
かつては日本人の誰にでもあった武士道精神を見直すことを
筆者は提言しています。
それは慈愛、誠実さ、忍耐のような精神性を重んじること。
道徳がお金よりも重んじられること。
■一言
武士精神の全てが素晴らしいというのは、多分筆者も言っていない。
だから武士道精神の中でも良いところだけを継承することが必要かと。
そのあたりが説明させていないので、少々不安。
精神性、道徳に重きを置きすぎな感じを受けた。
お金に対する冷たさのようなものが感じされる。
▼国家の品格へ、日本は「異常な国」たれ!
品格ある国家の条件として3つを挙げています。
●独立不羈
主張するところは主張するためには、今の日本のように
アメリカべったりになったりせず、本当の意味での独立国に
なることが必要。そのためには自衛力も必要。
●道徳の重視
武士道精神をはじめとする、精神的・道徳的な
ものを重視していることが必要。
●天才の輩出
これは多分後者の天才の輩出に集約される。
国の底力は数学・物理学にあり、その天才がどれくらい
輩出されるかが、その国の力を評価する基準としている。
そして、数学の天才の輩出の条件として、筆者の説では
美しさを感じる感性が必要、それは美しい田園風景にある、
としている。
そして結論としてこれらの条件を兼ね備えたのが日本であるとしている。
日本が今の世界を導いていくことの出来る国として立ち上がれ!
という自信を失った日本への応援歌でしょう。
■一言
かなり独自の考えをしているなぁという印象を受けました。
ただ、数学者であるということを考えると、その主張も
当然という気がします。
天才=数学の天才というのが暗黙の了解事項になっているあたり
数学者の考えだなぁ、と。
で、数学の天才には美しいもの、情緒が必要であり
これを支えるのは、実は国語力や芸術?とか思ったりします。
なら国の力を支えるのは実は数学ではなく、国語力、芸術力かも。
と、穿った見方をしてしまうLuckyUSでした。
こんな本が出版されるそうです。
「国家の品格」を撃つ
木村 和彦
国家の品格を読んだ人の半分くらい読んだだけでもベストセラーっすねぇ。
フォトリーディング@Luckyになる読書道



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実はワタクシ、この本読んでません(汗)。
完全に世間様に置いてかれてます。
むしろ「「国家の品格」を撃つ」が気になりますね。
何たって、「なぜ、社長のベンツ〜」を読んでないのに、
「社長のベンツは本当に4ドアなのか?」を読んでいる
ワタクシですから(笑)。
たぶん、「撃つ」を読めば「国家の品格」に
書いてあることはわかると思うので
今から「国家の品格」買うより良いかも。