しか〜し、この本を読んで別の手法があることを知りました。
ということで今日のフォトリーディングは田中 靖浩さんの
「右脳でわかる! 会計力トレーニング」です。
右脳でわかる! 会計力トレーニング
田中 靖浩

数字だけを追わずにその企業の状態を瞬時に知るためのトレーニング。
それが本書のトレーニング法だと思います。
こういうのを学校で教えれば良いのになぁ。
ということで、会計嫌いの人にこそオススメしたい1冊。
最近苦戦気味、よろしくお願いします

■目次
1章 「右脳でわかる会計」の世界へようこそ!
2章 貸借対照表で「財務体質」を読む
●B/S基礎講座
3章 損益計算書で「儲けの内容」を読む
●P/L基礎講座
4章 キャッシュフロー計算書で「カネの流れ」を読む
●C/S基礎講座
5章 今日からできる経営分析
●経営分析基礎講座
■内容
本書は決算書の細かい数字を追うことは一切無し!
勘定科目なんかの説明も一切無し!
それよりも決算書から、その企業の状態をいかに知るか?
をポイントにしています。
まず決算書の構成を示し、それから個別に見るべきポイントを絞り、
トレーニングという流れになっています。
文章で表現するのはなかなか難しいので画像で説明します。

これはB/Sを見る例です。
要はこういう感じで数字を図化して、
その大きさや構成要素のバランスで決算書を見るセンスを磨くんです。
で、こういう図を使ったトレーニングが全部で40個あります。
B/Sだけじゃなく、P/L、C/Fもあります。
さらには連結決算のポイントやROA/ROEまでも。
■いろんな会計力トレーニング
面白かったのを少しだけ紹介します。
Q3 この数年、航空会社に何が起こった?
Q5 TVチャンネル対決
Q12 パ・リーグ6球団対決
Q25 スクール対決
Q26 ITハード・ソフト対決
Q18 男女下着対決
Q33 牛丼対決
単純に会社間の比較というだけでなく、
時系列に評価したり、事業セグメント構成を見たり
いろいろなパターンがあって面白いですよ。
■こんな方にオススメ
・会計は面倒だと思っている人
・数字嫌いの人
・経営のセンスを磨きたい人
・学生全般
超薄い本なので、通勤通学時にも邪魔になりません。
ああ、この本のネタをソフトウェア化してすぐに図示してみられるソフトを
開発すれば、売れそうなのに。
とつぶやいてみる。
もうあるのか?
右脳でわかる! 会計力トレーニング
田中 靖浩

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この本いいですよね〜。田中さんの本は会計を「読む」事に特に重きが置かれているので、自分でも色々勉強になりました。
>ああ、この本のネタをソフトウェア化してすぐに図示してみられるソフトを開発すれば、売れそうなのに。
…欲しいです(笑)。
「ことわざのしわざ」(桃園書房)というものです。
「果報は練って待て」や「いざキャバクラ」、「向かうところ客なし」など
81の新しいことわざが登場しています。