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天使と悪魔Googleの評●グーグル革命の衝撃

 今日のフォトリーディングのターゲットは、
あのNHKの取材班が長期取材したという「グーグル」の本
「グーグル革命の衝撃」です。

グーグル革命の衝撃
NHK取材班
4140811927



本の帯には、
「情報帝国は我々に何をもたらすのか?」 とあります。

 Googleによっインターネット検索の世界が激変し、
私たちのネットワイフも便利になってきています。
この本では、なぜGoogleがここまで急成長したのか?
その強みは何か、そしてそれが今後何をもたらすのか?
そういった内容が語られています。
NHKスペシャルの放送を見逃した方は是非一読を。

このクリックは我々に何をもたらすのか?
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■目次

 プロローグ 「検索」がもたらすもの
 part1 天才集団の牙城―初めて明かされるその内部
 part2 “広告革命”―世界で何が起きているのか
 part3 既存のメディアを揺さぶるグーグル
 part4 誰が検索順位を決めるのか
 part5 グーグルにすべてを委ねるのか
 part6 膨張する巨大IT企業の行方
 part7 人類のライフスタイルとグーグル
 エピローグ 「退化」する私たちの未来


■Googleの天使の側面

 Googleは、「全世界のあらゆる情報を整理するという壮大な目的」
 をもって設立されています。

 ここでいうあらゆる情報というのは、
 「人々が使っている全ての情報、オンライン/オフラインを問わない」
 というものす。
 
 こういうビジョンを持ち、かつIT技術においては世界をリードする
 人たちが情熱をもってシステムを作り上げている。
 これがGoogleです。

 Googleから我々が受ける恩恵といえば・・・

 ▼検索
  ⇒なんでも検索すれば答えがたちどころに得られる
   いわゆる「ググる」

 ▼情報を出すだけで収入が得られるシステム
   ⇒グーグル長者の出現
   Google adsenceによる広告収入

 ▼世界を隅々まで見られる(Google Earth)
 ▼使いきれないほどの容量のメール(Gmail)
 ▼オフィスソフトも無料(Google Docs & SpreadSheets)
 ▼カレンダーも無料で共有(Google カレンダー)

 まだまだ多数ありますよね。
 最近ではGoogle Gearというオフラインでもネットのサービスが
 受けられる仕組みが発表されました。

 利用者にとって、こういったサービスが全て無料で受けられる
 ということは計り知れない恩恵ですね。
 しかも徹底的に利用者の側にたったサービスを提供してくれています。
 ここがGoogleが短期間にこれだけ成長した理由でもあります。

 今、アメリカでは音声データでの検索や、双方向TVへの広告提供、
 グーグルトークのデータをもとにしたヒットチャートなどの
 新しいサービスが生まれています。
 今後も便利なサービスが続々と提供されることでしょう。


■Googleの悪魔の側面

 ▼検索
  Googleが全ての情報をネットで検索できるシステムを作っている。
  ただし、その順位や、検索結果に出す・出さないの権限は
  全てGoogleが握っている。 しかも、ロジックは未公開。

  ⇒SEO業者の台頭、グーグル八部
   グーグル爆弾(ボム)、検索スパム、中国問題

 ▼著作権問題
  ⇒You tubeをはじめとする著作物の扱い
   各地で訴訟が頻発
   
 ▼パーソナライズ化
  検索したキーワードの情報、サービスの使い方、保存したデータなど
  Googleのサービスを使ったあらゆる情報をGoogleに渡している。
  これが無料の代償ということでしょう。
  また、検索結果や広告がパーソナライズされすぎて、
  自分の関心の無い世界との出会いが狭められる、という懸念も。
 
 ▼グーグル漬け
  極端な例(記憶さえも)
   自分の名前で検索することで、
   自分も忘れていた過去の出来事を知る
  検索はできても、情報の客観性は判断できない若者
  コピペになれすぎて考えることをしなくなる

 ▼英語圏との格差
  英語圏と非英語圏の情報格差の拡大
  図書のオンライン化なども全て英語圏から行われている
  グーグル長者は英語圏から(検索/広告の対象は英語が圧倒的)



■感想

 本書を読んで、情報にアクセスできるようになることで
 新しい格差や問題を生んでいるということがわかりました。
 Googleも所詮は1つの営利企業である、ということを念頭において
 自分自身が主体的に情報を扱う、という意識が大切と思います。

 (英語圏との格差拡大、グーグル漬け、中国問題、
 パーソナライズ化の行き過ぎの懸念あたりを中心に読みました)

 Googleが世界を飲み込むかも、みたいな論調がありましたが
 個人的には楽観視しています。
 独占の禁止ということに対してはアメリカもEUも鋭く目を
 光らせていますしね。



 Googleが何を目指し、今何が起こっているのかを
 てっとり早く知りたい方にイチオシです。


グーグル革命の衝撃
NHK取材班

4140811927

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この記事へのコメント
LuckyUSさん、こんばんは!

>検索はできても、情報の客観性は判断できない若者

学内でもこういう感じの人、たまにいます…。検索で得られる物がすべて、みたいな考え方になっちゃってるんですよね^^;
Posted by 淺田義和@創造マラソン at 2007年06月09日 00:41
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