決断力 (角川oneテーマ21)

羽生さんといえば、誰でも知ってる将棋会の有名人。
若くして史上初の7冠を達成した超人でもあります。
そんな最高の将棋棋士が出版、しかもそのタイトルが
『決断力』とは、これは読んでみたくなりました。
決断力の重要性はいろいろな本で説かれています。
『ユダヤ人大富豪の教え』『成功の9ステップ』などでは
1つの章を「決断」にあてていますね。
最高の棋士の「決断」はどのように行われるのか?
興味ありませんか?
今日もクリック感謝です

■目次
第1章 勝機は誰にもある
第2章 直感の七割は正しい
第3章 勝負に生かす「集中力」
第4章 「選ぶ」情報、「捨てる」情報
第5章 才能とは、継続できる情熱である
■決断力と集中力
何故このタイトルなのかと思ったら、56ページにその答えが。
「将棋を指す上で、一番の決め手になるのは何か?」
と問われれば、私は「決断力」と答えるであろう。
▼決断のポイント
あきらめず、ベストと信じる選択を
ごちゃごちゃ考えず、シンプルに
直感の7割は正しい
八十手ある可能性の中から大部分を捨てる
決断は自分の中にある
怖くても前に進む
決断とリスクはセット
時間内に「見切る」
相手の意図を考えることがヒント
▼集中力
良い決断には集中が必要
集中力は一気には深くならない
集中力だけを取り出して鍛えることはできない
集中できる環境を作る
集中力の発揮の仕方には個人差がある
頭の中に空白の時間を作ることも重要
■感想など
正直、将棋の話が非常に多いので、将棋の知識が多いほうが
読みやすいと思います。これは例え話が将棋のことが多い、
ということが理由です。フォトリーではそういった部分は
少々割愛させていただきました(汗)
ただ、内容そのものは将棋だけでなく一般的にも通じるものが
ほとんどです。
「決断力」「集中力」「才能」といったものの解釈と
実際どうやっているのか?ということですから。
この本を読むまでは将棋界の人って異世界の住人のような
イメージを持っていましたが、なかなかどうして普通の
人なんだなぁと気が付きました。ただ、勝負にかける情熱と
冷静な決断力の両方を併せ持つのが素晴らしいと感じます。
それと「直感」とか「エネルギー」とか目に見えないものも
かなり利用しているんだなぁというのが意外。
将棋は知識と経験の世界かと思いきや、
第6感系も使いまくっているようです。
■こんな人に
・「決断」が自分の最近のテーマだなと思っている方
・将来「棋士」になりたいと思っている学生
・将棋好きの方
・羽生さんのファンの方
・将棋界の本を読んだことのない方
決断力 (角川oneテーマ21)
羽生 善治

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