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中小企業の★「儲かる仕組み」をつくりなさい@小山 昇

 今回のフォトリーディングのターゲットは
小山 昇さんの『「儲かる仕組み」をつくりなさい』です。

「儲かる仕組み」をつくりなさい----落ちこぼれ企業が「勝ち残る」ために

副題は『落ちこぼれ企業が「勝ち残る」ために』です。

10年にわたって増収・増益を達成し続けている(株)武蔵野の小山 昇社長の本。
日本経営品質賞などを受賞し、その経営のあり方は数ある日本の中小企業の手本となっています。

日本を代表する中小企業の人材育成、組織の活性化、IT活用法、
興味ありませんか?

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■目次



 第1章 人材育成のための仕組みづくり
 第2章 円滑な組織運営のための仕組みづくり
 第3章 強い経営、強い組織のための仕組みづくり
 第4章 効果的なIT活用のための仕組みづくり


■情報・価値観の共有


 社長の仕事として最も重要なのが、会社としての価値観の共有。
これにより、全社員が一丸となって仕事に取り組める。
そのパワーは会社の業績を上げるのに必須。

ただ、価値観の共有と言っても社長の考えを押し付けるだけではなかなかうまくいかない。上から目線では部下は付いてこないからだ。

このあたり、小山社長は仕組みをうまく作っている。
「勉強会」で年に何回も課長職以上と時間を共有し、自らの想いを伝えることに余念が無い。

また社長自らが現場を回る。あえて「いつ行くか」を公開しておくのも面白いやり方だ。
抜き打ち的に行くよりも、「構え」られるだろう。
ただ、それを何回も繰り返すことで心理的な抵抗を解いたり社長がくるから、といって仕事場をきれいにする機会も増える。
これが当たり前になると職場の環境も良くなるのは明らかだ。

さらにITを使い、社員全員のスケジュールを公開している。
これは社長が率先して行い、部下が上司の仕事ぶりを確認できるようにしているとのこと。

そういうことを意図的にやっているところがすごいのだ。


ここでITとアナログの使い分けで面白い一言が。

「インプットはIT(デジタル)で、アウトプットはアナログで」

この言葉の意味するところは、連絡するのにメールを使ったり社内の各種データを管理、把握するのはITを使うのが良い。
だが、社員に対してほめたりするのは実際に会って話すのが良い、というようなことなのだ。
これは「価値観はアナログでしか伝わらない」とする社長の想いの表れでもある。


■ITの活用


ITの活用という点においては、完全にトップダウン。
使わなければ業務が進まない、という状況を作ることでIT化を進める手法を採っている。

面白かったのは、受注をIT化した時の話。
せっかくシステムを作ったのに、心配だからと紙の伝票を作る社員がいたそうな。
何度言っても止めないので、ある日社長が

「紙の伝票を作っても良い。
 ただし、1枚作る毎に10円徴収する!」

と宣言。すると紙の伝票を作る社員はいなくなった・・・

またシステム化の前にやっておくこととして、
「業務の標準化」が挙げられている。
実際のところ、これが出来ていないまま業務をシステム化して
使えない、もしくは使われないシステムを作ってしまう例が後を絶たない。
この「業務の標準化」が、(株)武蔵野でうまく行っている理由は徹底的な異動にあるそう。
何年も同じ業務を続ける人がおらず、不要な手順がなくなり、マニュアルが整備される「仕組み」を確立している。
その上でのIT活用なのだ。ホント、IT活用の最高のモデルだなと思う。


最後にIT屋さんたちにはキツイ一言が。

「例外を前提としてシステムを作ってはいけない」

たしかにそうでございますとも(泣)



ということで、本書は業績をUPさせたい経営者や管理職、
もしくはIT関係の仕事をしている人にはぜひ読んでいただきたい1冊になっています。

「儲かる仕組み」をつくりなさい----落ちこぼれ企業が「勝ち残る」ために
小山 昇

「儲かる仕組み」をつくりなさい----落ちこぼれ企業が「勝ち残る」ために
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関連記事:悩めるSEを救う●ITコーチング入門



ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
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この記事へのコメント
LuckyUS@フォトリーダーさん、こんばんは!

相互リンクの件ありがとうございました。
こちらもリンクいたしました。
これからもよろしくお願いします。

さて、小山社長はうまくITとアナログを
使い分けているようですね。
今の時代にふさわしい経営者の手本の方のようですね♪
Posted by エムストーン at 2007年09月06日 00:40
LuckyUSさん、こんばんは!
「ちゃんと機能する」仕組みづくりが難しいんですよね。仕組みさえできればというのはあると思います。
> 「例外を前提としてシステムを作ってはいけない」
これはありますね。前回認められた例外を今回も当てにしたりすることがあるので危険ですね。
Posted by 手文庫@ビジネス書で問題解決 at 2007年09月06日 23:20
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