『2日で人生が変わる「箱」の法則』です。

この本は、前作「自分の小さな「箱」から脱出する方法」以前の話。
前作の主な舞台となったザグラム社でもっとも尊敬を集め、
「ルーのミーティング」と言われた「箱」の教え、
を伝えていたルー・ハーバートその人が主人公となっている。
伝説のルーがどうやって「箱」の知識と得たのか?
ついにその謎が明かされます。
今日もクリック感謝です
目次
第1部 心の平和
第2部 平和から闘争へ
第3部 闘争から平和へ
第4部 平和の波及
「箱」とは?
「箱」=「自己欺瞞」
つまりは自分自身の想いに背く行為をしていることで発生する心の状態。
「箱」に入っている時、人を人としてみることが出来なくなる。
人をモノとして扱ってしまう。
ポイントになるのは、僕たちは誰かが自分を人として扱っているのか、
それともモノとして扱っているのかを即座に感知できる能力があるということ。
そして、モノとして扱われた人は必ず「敵」となるということ。
人は、自分自身の気持ちに背いた結果、それを全力を挙げて「自己正当化」する。
そして、自分が正しいと思い込むには、相手を敵とみなす必要がある。
ただ、問題を解決することに悲観することはない。
人をモノとして扱うかどうかは、
全て自分の選択にかかっているのだから。
例え、誰かとケンカしていて相手の主張が全面的に間違っている場合でも、その人を人として扱うことも出来るのだ。
これはかなり内面的な話。
だから現実に対立関係にある場合には全く関係が無いと思われるかも。
でも、戦争をしている時でさえ相手を人として扱うか、
モノとして扱うかで現実が大きく変わってくるのだ。
本書の例では、十字軍とサラディン、親子関係、
それから会社の経営陣と労働組合など多彩な事例が展開する。
このあたりは実際に読んでもらうのが一番良いかと。
4種類の「箱」
「箱」には種類があり、主なものは以下の4つ。
つまり典型的な自己正当化のパターンというわけ。
- 「優越」の箱
- 「当然」の箱
- 「体裁」の箱
- 「劣等感」の箱
自分は優れていて、他者は劣っている
世界を競争的に見ている
苛立ち、侮蔑的な感情
自分は被害者、他者はひどい扱いをするもの
世界を不公正と見ている
自分には権利があるのに恵まれないと感じている
自分は立派でなくてはならず、他者を批判的にみる
世界は危険である
いつも心配、不安、抑圧を感じている
しばしば寛大にふるまう
自分は劣っていて、他者は優れている
世界は自分に厳しい
無力感を感じている
最も大切なこと
最も大切なのは、「人を人として扱う」という自分自身のあり方。
最初の1歩は、常に自分が「箱」の中にいる、という事実に気付くこと。
それには、上に書いたような状態に自分がなっているのではないか、
自問自答してみることが効果的だ。
もし、自分が「箱」の中にいると気が付いたら
その時は「箱」の外にいた時のことを思い出しましょう。
自分の中にある「優しい気持ち」が鍵。
それには
「優しくされた体験」や
「自分に影響を与えた本の一節」
などを思い出すのも効果的。
そういう意味で、本から座右の銘を探すというのはとても良いことですね。
感想など
なんと、ルーがザグラム社を破綻寸前にまで
追い込んだ過去があったとは!さらに瀕死の会社を残して、
息子の問題行動解決のための2日間のキャンプに参加。
そこで、息子よりも自分を変えるのが先決と言われ、
「箱」の知識を学んだのです。
ここからがザグラム社の新たなスタートとなってのでしょう。
相変わらずフォトリーに不向きな1冊でした。
ついつい引き込まれてしまいます。
物語部分を飛ばして読むこともできるでしょうが、
それではこの本の面白さを堪能できないでしょう。
じっくりゆっくり読むことをお勧めします。
仕事、プライベート、夫婦、家族などの
あらゆる人間関係が解決する鍵が詰っています。
こういった悩みがあるなら読んで損することは無いでしょう。
激しくオススメ!
2日で人生が変わる「箱」の法則
アービンジャー・インスティチュート 門田 美鈴

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ちなみに、今回記事にするのが遅れた原因が2つ。
ひとつは昨日のガーデンパーティ。
もうひとつが、嫁さんに「先に読みたいっ!」と言われ、この本を奪われたこと(汗)
■関連本&記事
前作:「自分の小さな「箱」から脱出する方法」
自分の小さな「箱」から脱出する方法

関連記事:「自分の小さな「箱」から脱出する方法」
そういや、訳者が前回と今回で違いますね。イラストレーターの方は同じようで違和感は少ないです。
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
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やはり、フォトリーディングって驚異的な力をもっていますね。
まだ、フォトリーディングの本だけ読んでいる状態なのですが、いずれセミナーも受けたいと思っているのでまた、ブログにお邪魔させていただきます。
リンクもいただいていきます。(^^)
今回の本なのですが、やはりこの手の本はフォトリーディングしづらいのでしょうか?
自分の場合は、感情移入してしまうような小説や自己啓発系の本でも物語になっているもの、スピリチュアル系のものは全然集中できなくてダメなんです・・・。(^^;)
そうですね、この本も感情移入するタイプなので
個人的にフォトリーしずらいというか、ついつい時間をかけてしまうというタイプの本でした。
もちろん理論的なことだけ追うことも出来ます。
ただ理論が腑に落ちる理由の部分が物語りになっているので、ここを抜かすのは勿体無い感じがしますね。