2ヶ月目から5万円!?小さな資産の作り方はこちら!

【男はサンプルだ】愛の法則

 今回のフォトリーディングのターゲットは
米原 万里さんの『米原 万里の愛の法則』です。

米原万里の「愛の法則」 (集英社新書 406F)

目次をチラ見した時に目に飛び込んできたのが、
「男はサンプルだ」の文字。
なんだか頭から離れなかったので買ってしまいました。

著者の米原 万里さん、同時通訳者としてご活躍されていたそうで、
かなり国際的な視点から書かれています。
愛の法則というより、男とは、女とは?
というほうがふさわしいのかもしれません。

さて、注目の「男はサンプルだ」とはどういう意味なんでしょうか?

今日もクリック感謝です
人気ブログランキング

■目次


 第1章 愛の法則
 第2章 国際化とグローバリゼーションのあいだ
 第3章 理解と誤解のあいだ―通訳の限界と可能性
 第4章 通訳と翻訳の違い


男はサンプル


 実のところ、「愛の法則」は全体の4分の1くらいの分量なんです(汗)

 その中でまず最初に語られるのは、そもそも自分が付き合うのは
 「何故この人なのか?」ということ。
 美人の定義など、時代や地域によって様々に変わる
 日本でも浮世絵の美人なんて今の目線で見たら全然もてなそう。
 光源氏も当時は理想、でも実は色白の下膨れだったそうな。
 世界に目を向けると、遊牧民では色黒の精悍なタイプがもてるし、
 農耕民だと色白のやさ男タイプがもてるそう。
 さらに見た目だけでなく、人間性とかも当然見て選ぶと思われます。
 それなのに、「何故この人なのか?」 というのは結構ナゾ。
 自分で選んだ、選ばれたということで意思が入っているのは
 間違いないのですが、自分自身でも説明のできない、
 何か大きな力が働いているのかも。
 
 で、その大きな力を考えていくと出てくるのが「男はサンプル
 という考え方。人類が存続していくための仕掛けとしての考え方です。
 嘘かほんとかわかりませんが、クローン技術を使えば女性だけでも
 人類は種としては存続可能、なんてことが書いてあります。
 これは卵子さえあれば云々としていますが、詳しくないので無視。
 この考えによると、単にコピーを重ねても粗悪になっていくだけ。
 (ルバン三世のマモーみたいな状態でしょうかね)
 だから種全体で見たら異なる遺伝子がうまく交配して存続しくほうが
 理にはかなっているのはないかと。
 そういう理由で「男はサンプル」となります。
 だから、男は自分の遺伝子を沢山残そうとして色々な女と交わろうとするし、女は理想とするたった一人の男を望む。
 文学の世界でも、世界的なベストセラーは女漁りする男が主人公の物語が多いようです。これは源氏物語もそうですね。
 で、女性が主人公だとたった一人の男を選ぶものが好まれるらしいです。竹取物語なんか、何人かを争わせてまさに質を追求しまくってますよね。
 「男はサンプル」という主張。なんだか妙に説得力があったりします。

感想など


 まぁ自分が「サンプル」などとは思いたくもないところ。
 ただ人類の種の保存という視点で見ればあり得なくも無い話ではあります。
 こういうことをマジメに考えるってのもタマには良いでしょう。
 
 この本の残り4分の3は、同時通訳者的な語学教育や外国語の習得法について書かれた部分。
 英語を学びたい、通訳の仕事をしてみたいって人はこっちがかなり参考になるのではないかと思います。
 というか、こっちがこの本の本流だろうに何故に「愛の法則」がメインタイトルなのか謎な本なのでした。

米原万里の「愛の法則」 (集英社新書 406F)
米原 万里

米原万里の「愛の法則」 (集英社新書 406F)
必笑小咄のテクニック (集英社新書) 終生ヒトのオスは飼わず 不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫) 打ちのめされるようなすごい本 オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)
by G-Tools


■関連本
 なぜこの人を好きになってしまうのか?の別バージョンこれ。
「恋する力」を哲学する PHP新書
「恋する力」を哲学する PHP新書


 結婚してから考えるなんて遅いかも、と思いつつも読んだもんです。かなり哲学的に考えてらっしゃいます。


 わりと科学的に同じテーマを扱うのがこちら。
なぜ、その人に惹かれてしまうのか?―ヒトとしての恋愛学入門
なぜ、その人に惹かれてしまうのか?―ヒトとしての恋愛学入門


 

ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
にほんブログ村 本ブログへ

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック

米原万里の「愛の法則」 集英社新書
Excerpt: 作家、エッセイストでロシア語通訳として活躍していた「米原万里」の講演集。 この新
Weblog: 本の本質
Tracked: 2007-10-28 15:13