内藤誼人さんの『人は「暗示」で9割動く!』です。

副題は「人間関係がラクになるコミュニケーション心理術」です。
本書は、普段何気なく使っているけれど自分で意識できていない
様々な「コミュニケーション・ルール、テクニック」が満載です。
なかには良い効果を持つものもあれば、その逆も。
あらゆる場面で人に好かれる「言葉づかい」「表情」「しぐさ」を
徹底紹介ということで半信半疑ながら、読んでみました!
今日もクリック感謝です

■目次
Prologue 「暗示」を使えば、こっそり心理誘導できる!
第1章 あらゆる場面で人に好かれる「安心感」の与え方
―警戒心をとく暗示
第2章 この「同意ムード」で相手はNOと言わなくなる!
―乗り気にさせる暗示
第3章 心から信頼されてしまう上質な「会話テクニック」
―ネガティブな感情を消す暗示
第4章 「賢く譲歩」して、スイスイ意見を通す!
―結論を誘導する暗示
第5章 困難な相手を手玉にとる「イメージ操作」の極意
―人を動かす暗示
第6章 「プラスの自己暗示」で一気にパワーアップする!
―自分を元気にする暗示
警戒心をとく暗示テクニック
・呼吸を合わせる:警戒心を解く
・笑顔であいづち:共感されたと感じてもらう
コミニュケーションに不利になるクセの見直し
こういうクセがあったら直しましょう!
・話す時に口元を手で隠す
・腕組みをして話す、聞く
・「ウン、ウン、ウン」と返事をする
・話す時にアゴが上がる
・話す時、聞く時に目つきが鋭くなる
・人の話の腰を折る
ネガティブな感情を消す暗示テクニック
・部下が失敗してしまったら
→「失敗しても良いんだ」ということを話す
・失敗を恐れている部下を促す
→「誰でもできる」ということを話す
特にあの人もそうだったという例を出して、
話すと効果的。
・ピンチの時に顧客に信頼される
余裕がある態度で接することが大切
→「悪魔に魂を売ってでも間に合わせますよ」
さらにジョークでも交えたら最高
→「タイタニック号にでも乗ったつもりで
おまかせ下さい。
あ、タイタニック号じゃ沈んじゃうか(笑)」
感想など
人のちょっとしたしぐさや言葉の中にも
その人がどう感じているのかが暗示されている、ということを
意識させられる本でした。
多分こうされたら良い感じを覚える、逆にこうされたら嫌な感じ。
コミュニケショーン時に感じることの原因を探って
こうすれば良い、というのをわかりやすく纏めたのでしょう。
ほんと、簡単に使えるテクニックが多いです。
NLPを学んだ方などは、既に知っていることのほうが
多いと思います。そういう意味では暗示テクニックの入門編と
いう位置づけで捉えるのが良いでしょう。
暗示に興味が無い人にこそオススメしたい1冊です。
人は「暗示」で9割動く!―人間関係がラクになるコミュニケーション心理術
内藤 誼人






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最後に、忘れてはいけない一言。
「わかってほしいこと」ほどズバッと言うな!
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
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