小宮 一慶さんの『ビジネスマンのための「発見力」養成講座 』です。

副題は「こうすれば、見えないものが見えてくる 」です
この本は本屋にて購入。そのきっかけは帯にある一文からでした。
「サラダバーのプチトマトのヘタが取ってあれば一流ホテル!」
一見なんの変哲もない一文だと思うでしょう。
しかーし、僕はプチトマトを出す時はいつもヘタを取っています。
でもなぜか嫁さんは取らないで出してきます。
このことが引っかかっていたんです。
で、この本の帯を見た時に「これは買いだ!」のフラグが
立ったわけです。
とまぁ人から見たらしょうもない理由で購入した本書。
これも「発見力でしょうか?
今日もクリック感謝です

■目次
はじめに 発見力=ものが見える力
第1章 見えているようで、何も見えていない
第2章 関心と仮説でものが見える
第3章 たとえば、こんなふうに見えてくる!
第4章 見える力を養う方法
第5章 ものが見える10の小さなヒント
ちゃんと見ているのか?
コンビニのセブンイレブン。
実は最後のエヌの文字だけ小文字なの気付いてます?
(7-ELEVEn) が正解だそうです。
ウィキペディアにも解説があるので引用しますね。
7-ELEVEnの最後のnが小文字である理由は「7 ELEVEN」として登録を行った際、“単なる数字では商標として認められない”と言われたからである、という説がある。だが、実際のところロゴが生まれたのが大昔だったため、セブン-イレブン側もよく分からないと言っている。
これが帯にもある「人は見ているつもりで見えてない」の実例。
何万回目にしていようとも、ちゃんと頭に入ってない。
見ていない例)
・新幹線の自動改札、乗車券と特急券どっちが上で出てくる?
・自動改札機には番号がついている
私たちは見ようとしたものだけを選んでみている。
目に入ったから見ているわけではない。
では、どうすれば見えるようになる、発見力が持てるのか?
見えていないものがあることに気付く
そして関心を持つこと
↓
関心→疑問→仮説→検証のステップをふむ
例)
関心:新幹線のグリーン車に乗る人が減ったなぁ
疑問:景気と関係あるのか?
仮説:景気が良いと隣に誰か座る確立が上がる!
検証:隣に人が座る確立と経済指標を比較
「サラダバーのプチトマトのヘタが取ってあれば一流ホテル!」
これも筆者の仮説→検証ですね。
ものが見える10の小さなヒント
- 先に要点を知る
- 先にヒントを得る
- 分解する
- 情報を減らす
- 気付いたことをすぐメモする
- 比較する
- 一部を取り替える
- 視点を変える
- 複数で話す
- 素直になる
感想など
時間の関係で少々控えめの紹介となりました。
いろいろな例を踏まえての説明がとてもわかりやすい良書です。
とにかく見ているようで見ていないというのが
とてもよくわかってしまう1冊。
自分の思い込みや関心を見直すキッカケになりますよ。
ビジネスマンのための「発見力」養成講座
小宮 一慶


by G-Tools
難しい言葉使いもないし、ページ数も約160と控えめ。
読む時間も30分かからないでしょう。フォトリーだと10分以内かと。
図や太字の使い方も非常に効果的。
フォトリー向きの本でした。
速読の練習にもちょうど良い本なので、そういう意味でもオススメします。
■トラックバックさせていただいたブログ
記事:マインドマップ的読書感想文
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
にほんブログ村 本ブログへ
macoと申します。
私は、『ビジネスマンの読書図書館』
というブログをやり始めました。
成功などの情報を探していたところ、
こちらのブログにたどり着きました。
まだコンテンツが充実していないので
色々と参考にさせて頂ければなと思います。
すごく楽しいブログで、
知識はすばらしいと思いましたし、
勉強になります。
これからもどうぞよろしく
お願いします。
ビジネスマンの読書図書館
http://history-mystery.seesaa.net/
おなじseesaaですね。
まだまだこれから充実させていくとのことで
期待しています。
では、これからよろしくお願いします。
そっかー、LuckyUSさんのブログで拝見して気になっていたのかも。
でも記事にしたように、このシリーズはなかなかネットでは買えない自分なんです(スイマセン)。
出版社は「新書じゃなくて携書」と言われているのに、アマゾンでの扱いは「新書」という(笑)。
携書って別に新書と相対する意味で使わなきゃ良いのにって勝手に思ってます。
amazonもamazonですねぇ(汗)