
副題は「ダメな自分を劇的に変える法」です。
本書は基本はNLPです。
ただし、単なるNLPのテクニック本でも無い。
他にNLP本が多数ある中で、本書は著者の萩原さんが、
ビジネスでNLPをどう活かしているか?という視点で
書かれています。
だから生の事例から、「NLPって使えんの?」
って思ってる人へのメッセージ本だと思ってください。
で、タイトルの「3分間マネジメント」の意味は後半で。
今日もクリック感謝です

■目次
序 章 キャリアのイニシアティブを握る
第1章 自分自身をコントロールする基本テクニック
第2章 目標設定と外的コミュニケーション4つのテクニック
第3章 NLPコミュニケーションでMBAを超える
第4章 コミュニケーション力で面接に必ずパスする10の方法
第5章 これが人間関係に強くなるコミュニケーション・スキル
第6章 自己のキャリア神話を作り上げて人生を切り開こう
概要紹介
■なぜNLPなのか?
フォーブス誌の1000人以上の成功している人への調査で、
「なぜ成功していると思いますか?」という問いに70%以上の人が
「コミュニケーション力を高める努力をしたから」と回答している
MBAでは左脳的なコミュニケーション
NLPは右脳的なコミュニケーション
をそれぞれ体に落とし込んでいくもの
■最も大切な4つのマネジメント・スキル
・部下の心の中を理解しようと努力する
・ポジティブな点を強調して指導する
・自分で考えさせる
・人間として尊重する
■NLPの内的コミュニケーションスキル
基本となる考え方
ある事柄に対して自信をもつのも、苦手意識を持つのも
過去の経験や思い込みからくる独自のげんじつの認識の
仕方による
この過去の経験や思い込みを別の条件に書き換えることで
常にポジティブに受け止められるようになる
■NLPの外的コミュニケーションスキル
目標設定の7つのルール(抜粋)
・肯定形で表現する
・自分でコントロールできること
・大目標は細切れにする
・目標達成後の状態をイメージする
外的コミュニケーションのスキル
・ラポールで良い関係を作る
ミラーリング、リーディングなど
・人はみなユニークな世界のモデルを持っている
人によって考え方の背景が全く異なることを認識し
柔軟に対応する
・チャンクでツリー的に理解する
PCのフォルダーのように頭の中で分類する
人の脳は一度に平均7つの処理が可能。
7つの分類をさらに7つに分類して、と言う風に
うまく頭に落とし込めれば、簡単に大量の情報処理が可能
■人間の幅を広げる7つのスキル(抜粋)
・プライドに固執せず大人のコミュニケーションを
・避けるべきは摩擦そのもので、相手ではない
・感情を「横に置く」
・「勝ち」「負け」から「抜ける」
■感想など
なんでタイトルに「3分間マネジメント」と入っているか?
それは1つの項目がおよそ3分で理解できる内容になって
いるから。この3分という数字は、マーク・トゥウエインが
「成功する人としない人の違いは1つだけ。1日5分考える時間を持っているかどうかだ」
と言ったのを受けて、著者が「いや、5分も要らない。3分だ」と言ったことから来ています。
できる人になるために、まずは毎日3分からの読書をして
NLPも学んでみたい、という人に最適な1冊です。
できる人になる3分間マネジメント
萩原 一平






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ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
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