
副題は「生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである!」です。
久しぶりにこのブログにふさわしい速読の本です(汗)
著者のさんは、なんと35歳にして日本マイクロソフトの社長となった方。
そんな さんの説く、自分にしかできない仕事ができるようになり、一流の人と対等に話せるようになり、プライベートも充実するという、仕事と人生に効く究極の読書術とは?
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概要紹介&感想
■超並列読書術とは?
みんなと同じ生活、いわゆる庶民から抜けるには人と違うことをしなければ無理。
みんなと違う読書法、それは多読かつ速読=「超並列読書術」だ。
まったく異なるジャンルの本を同時並行で読む。
そうすれば、自分にしかできない仕事ができるようになり、一流の人と対等に話せるようになり、プライベートも充実する。
これこそ仕事と人生に効く究極の読書術なのだ。
■超並列読書術の実践法
●あらゆるジャンルの本を読む
本のジャンルやテーマにより、脳の異なる部分が刺激される。
脳のあらゆる部分を刺激させたほうが、仕事に必要な感性が磨ける。
●本は最後まで読む必要はない
途中でやめても罪悪感を抱く必要はない。必要と思う部分だけ読め。
●本を読んでいなければトップにのぼりつめる可能性の芽すら生まれない
●能動的に読書することで、能動的に人になる
今の情報時代では、情報を能動的に選択することが大事
●すきま時間 だから速く、深く、多く読める
●自分の価値は読書量で決まる
テレビの存在は否定しないが、みんなと同じ番組を見て、同じ反応をするなら、庶民を抜けられない。
●線は引かない、メモは取らない
このあたりは土井さんとは正反対の主張ですね。
●読書に目的を持つな!
こんな調子の本なので、その内容には素晴らしいものがあるんですが
世の中的に受け入れられにくい本かと。
だって副題が、「本を読まない人はサルである!」だし(汗)
逆にそういう過激さが良いという一部の方には受けが良いかと。
もちろん本書のターゲットはそこなんでしょうね。
amazonのレビューの評価点の偏りが面白い本ともあります。
僕としては、参考になる部分が多かったと思います。
特にあらゆるジャンルの本を読むという部分は納得でした。
何も考えずにいると、自分の好きなジャンルの本しか読まなくなります。
偏ってしまうんですよね。amazonのオススメの弊害でもあるかも。
だから書店に行ったり、人から薦められた本を読んでみるのも
必要なことだと思います。こういう本の存在意義も十分にあると思いますよ。
読書法の本が好きな方はぜひ!
本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである! (知的生きかた文庫 な 36-1)
成毛 眞






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フォトリーの講座でもオススメ本でした。
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
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