
ドイツ発の、お金持ちになるための手引書。
子供でもわかるようにと、キーラという11歳の女の子を主人公として、なんとイヌがお金の知識を教えるという内容になっています。
だから、難しい経済用語や数式は出てきません。それでもお金持ちになる方法が自然と身に付くのです。
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概要紹介&感想
お金のことで夫婦ケンカが絶えないキーラの両親。
キーラはそんな両親のケンタにいいかげん嫌気が指していた。
そんなある日、キーラはケガをした1匹のイヌを拾い、看病する。
そして、両親がいつもお金のことでケンカしていることから、そのイヌに「マネー」と名づけたのでした。
ある日、キーラがTVで宣伝していたCDを電話で注文しようとした時、不思議なことが起こったのです。
キーラとマネーしかいない部屋で、なんとキーラに話しかけてくる声が聞こえてきました。
「キーラ、本当にCDを買って言いのかい?」
そう、マネーがキーラに話しかけてきたのです。
それから、マネーの、キーラへのお金のレッスンが始まったのでした。
それでは、マネーが教える「お金持の法則をいくつか紹介しましょう。
■一番重要な目標を定めること
お金があったらやりたいことや買いたいものを箇条書きにする
■口ぐせを変える
「〜してみる」ではなく、「〜する」
■サクセスダイアリーをつける
うまくいったことだけを書く習慣を身につける
■72時間ルール
やると決めたことは72時間以内に実行すること
その間で出来ないことは永久にできない
■財布に「本当に必要なの?」と書いた紙を貼る
■金の卵を生むガチョウのお話
ある男がガチョウを飼っていた。
そのガチョウが突然、毎朝金の卵を1個だけ生むようになった。
男はとても喜んだ。
しかし、毎朝1個だけ。
男はいつしか、このペースの遅さに耐え切れなくなり、
ついにはガチョウを真っ二つにしてしまった。
この話でいう「ガチョウ」は「お金」のこと。
そして、金の卵は「利息」。
お金が入ったら、あるだけ使う。
そんなガチョウを殺してしまうやり方ではお金持ちにはなれない
⇒入ってくるお金は目標に応じてバランスよく貯金すること
■不安で胸がいっぱいになるような仕事ほど成果が大きい
■過去のうまくいった経験で不安は消える
サクセスダイアリーを見ることが有効な方法
こうして、キーラはマネーに次々とお金儲けのルールを教わります。
その数は全部で29にもおよびました。
そして、最終的にキーラ、そして両親もだんだんとそのルールを
身につけていくのです。そして・・・
というような心温まるお話。
子供向けに作られたというだけあった、内容的にもとてもわかりやすいです。
どこかで読んだような内容が次々とお金儲けのルールとして登場します。
それは、学校では決して教えてくれない内容。キーラの両親も全く知らなかったのです。
僕の見たところ、この本の内容は、いろいろな本に分かれて登場しています。
ただ、それが1冊の本にまとまっていることは無かったと思います。
お金のルールを1冊で、なるべく簡単に学びたいという方にオススメです。
一番のオススメは、子供へのプレゼント!
イヌが教えるお金持ちになるための知恵
ボード シェーファー Bodo Sch¨afer 瀬野 文教






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■本書の内容と関連する本
▼目標を紙に書き出すことについてはこちら
非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣

▼目標をイメージするにはこちら
飾るだけで夢が叶う魔法の宝地図

▼お金との付き合い方はこちら
ユダヤ人大富豪の教え

▼銀行・投資の話はこちら
お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
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